↓前回までの授業↓
生徒A「不定詞動名詞の違いはわかったけど、likeの場合とかどうなるの?」
かなな「ほとんど意味は変わりません。ニュアンスがほんのちょっと違ってきますね」
1.I like playing the piano.
2.I like to play the piano.
かなな「この二つは同じものだと教科書にも書いてますね」
生徒A「うん」
かなな「じゃあ、『時間に対する意識』を利用して考えてみましょう」
かなな「ingの方がわかりやすいかな。1番の例だと『確実にピアノを弾いたことがある』上で、好きと言っているのですよ」
かなな「to不定詞の方は『ピアノは弾いたことがない』かもしれない(あるかもしれない)けど、好きと言う感じになります」
生徒B「1番の方は本当に好きなんだね。私もピアノやってるけど、レッスン厳しいからそこまで好きじゃない」
かなな「じゃあ、嫌い?」
生徒B「・・・嫌いじゃないよ。ピアノ弾くのは好き」
かなな「好きだけど、好きって言いきれない。そのニュアンスも『to不定詞』の方に含まれるんです」
生徒A「『弾いたことがない』人もそんな感じですよね」
かなな「やってもいないのに『好き』って言い切るのは難しいからね」
かなな「でもね、中学英語の範囲だったらどっち使ってもいいよ。そこまで細かくはしないから。英語で自己紹介するときには『~ing』を使った方が外国人ウケがいいくらいかな」
生徒A「I like playing soccer!」
かなな「そうそう、そんな感じでOKです」
・『likeの後に動名詞』は『ガチで好き』
・『likeの後に不定詞』は『まぁ、好き』
・自己紹介のときは動名詞を使った方がいいかも