当塾で非常勤講師をお願いしている「はるる先生」から依頼を受けました。
なぜ外付けディスプレイなのか
新型コロナ対策として、大学によっては未だリモートの授業が行われています。
Zoomなどの遠隔会議システムを利用して、授業資料をダウンロードしながら頑張っておられるようです。
そこで不便になってきたのが、Zoomを使用していたら資料が見づらいという点。
特に大学で購入したノートパソコンは持ち運びも考慮されているためコンパクトタイプ。
ディスプレイも大きくて15インチ程度でしょう。
このサイズで資料を見ながら、オンライン授業の画面を見るのはちょっとキツイでしょうね。
そこで外付けディスプレイ。
ノートパソコンの画面に「Zoom」、外付けディスプレイに「資料」を表示させればよいのです。
設定の方法
というわけで、さっそくリサイクルショップでディスプレイを買ってきました。
幸いなことにノートパソコンに「HDMI端子」が付いていましたので、ディスプレイも「HDMI端子」が使えるものにしました。
10年前のディスプレイで、価格は4000円でした。
これで十分使えるのです。
HDMIケーブルで接続
ノートパソコンとディスプレイをHDMIケーブルでつなぎます。
ノートパソコン側の端子の形にはいくつか種類がありますので気を付けてください。
すると、おそらくはノートパソコンとディスプレイに「同じ画面」が表示されるはずです。
このままでは使えないので、次はディスプレイに「違う画面」を表示させます。
ディスプレイの設定
まず、デスクトップ上で右クリックをします。
その中から「ディスプレイの設定」をクリックすると、次の画面が出ます。
右側をそのまま下にスクロールして、「マルチディスプレイ」を探してください。
おそらく「表示画面を複製する」が選択されていると思いますので、「表示画面を拡張する」に変更します。
すると、このように「ディスプレイの設定を維持しますか」と表示されます。
ディスプレイの表示を確認してOKなら「変更の維持」をクリックしてください。
これで設定は終わりです。
このように、ノートパソコンの画面でZoom(オンライン授業)の画面、ディスプレイに資料を映し出すことができました。
さいごに
今回は簡単に説明しましたが、ノートパソコンによっては画面の出力方法(端子)が異なります。
心配ならば、店にノートパソコンを持って行って、「これ繋がりますか?」と聞くとよいでしょう。
最近のリサイクルショップにはパソコンに詳しい人も多いです。
欲を言えば、ディスプレイは新しいものがよいのでしょうが、資料を見るくらいなら10年前のディスプレイでも十分でした。
では、みなさんもディスプレイを拡張して効率よくオンライン授業を受けてください。
人物イラスト提供:アイキャッチャー様