異世界召喚物語の盲点

はるる「授業を始めるよ。コラ、漫画なんか持ってくるな!」

生徒「でも、これ面白いんだよ」

はるる「あー、異世界召喚のやつか。最近流行ってるな」

生徒「知ってるの?」

はるる「結構読んでるぞ。科学系チートが好きかな」

生徒「あ、じゃあコレ面白いよ。薬学物だから」

はるる「原作の方を読んだから知ってるよw」

生徒「でもこれって本当にこんなことできるの?」

はるる「まず、異世界召喚自体が不可能だからなぁ」

はるる「でもな、仮にあったとしたら一つ問題が起きそうなことがあるんだ」

生徒「何?」

はるる「病原菌とかウィルスの話」

生徒「どういうこと?」

はるる「そうだなぁ、例えば『耐性菌』って言葉聞いたことある?」

生徒「ちょっと無いかなぁ」

はるる「んー、コーヒーは飲めるか?」

生徒「飲めるよ」

はるる「昔から?」

生徒「昔は飲めなかったよ、苦いもん。今はもう慣れたよ」

はるる「そう、その『慣れ』が今の話では問題になるんだよ」

生徒「え?」

はるる「例えばインフルエンザウィルス。毎年、型を調べてワクチン作ってるのは知ってるな」

生徒「ウィルスがどんどん変化するんでしょ?」

はるる「そう、型がわからなかったり、ワクチンが間に合わなかったら大流行しちゃう」

生徒「テレビでもやってたよ」

はるる「じゃあ、考えてみ?そのインフルエンザウィルスを異世界に持っていったら、そこの

住人はどうなる?」

生徒「インフルエンザになるね…あ、薬がないのか!」

はるる「そう、自然治癒力に任せるしかない。しかも感染力が強いので大流行パンデミックレベルのことが起こる」

生徒「それは…こわいね」

はるる「インフルエンザだけじゃない。未知の病気を持ち込んだら対応する手段が無いと言っても言い過ぎじゃないと思うんだ」

生徒「でもそれって、はるる先生の想像でしょ?」

はるる「実際、探検家とかが、秘境の部族などと交流するとき、未知の病状が出たら『俺を置いてみんなは逃げろ』と指示したりするらしい」

生徒「げっ」

はるる「インカ帝国が滅んだのもスペインが持ち込んだ病気が一因とも言われてる」

生徒「どんな病気?」

はるる「インフルエンザとか天然痘かな」

生徒「んー、召喚物でそんな話は読んだこと無いかなぁ」

はるる「自分で設定してみて作ったら面白いと思うよ。自分の世界を第三者の目で見ることができるいい経験だ」

生徒「そうだね、なんか先生みたいw」

はるる「一応、先生なんだがwとりあえず授業始めるから漫画しまえ」

生徒「はぁい」

★今日のまとめ
・未知の病原菌はヤバい
・異世界物語は現代の文化や技術を再確認できるいいツール
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コメント

  1.   より:

    ぜひ、その設定で小説を書いてみてください。読んでみたいです。

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