電気の周波数が関東と関西で違う理由

~中3理科の授業にて~
たぬぬ「記録紙に1秒間で60打点するということは、『6打点で0.1秒』となります。これをもとに速度の計算をしてください」

生徒「はぁい」

たぬぬ「では次、今度は1秒間に50打点する・・・」

生徒「ちょっと質問。なんでいつも『50打点』『60打点』なんですか?」

たぬぬ「それは『関西と関東の発電機の違い』ですね」

生徒「発電機?」

たぬぬ「はい、関東では最初に電気を作るとき・・・明治時代ですが『ドイツ製』の発電機を導入したんです」

たぬぬ「対して、関西では『アメリカ製』の発電機を導入しました」

生徒「電気の種類が違っちゃうの?」

たぬぬ「家庭用電源は交流で『周波数』というものがあり、それが『ドイツ製は50Hz』『アメリカ製は60Hz』だったんですよ」

たぬぬ「あ、『Hz』はヘルツと読み、1秒間に振動する回数を表す単位です」

たぬぬ「だから『関東の電気は50Hz』となり、『関西の電気は60Hz』になりました。それが理由で、関東では『50打点』関西では『60打点』となるのです」

生徒「何か不都合はないの?」

たぬぬ「んー、現在の日常生活ではないですね。電気が足りないとかなったときに電力会社が困ったりはしますが」

生徒「現在の?」

たぬぬ「はい、昔といっても30年くらい前かな。関東で買った電気機器が関西では使えないことがありました。周波数の違いのためです」

生徒「関西から関東とか引っ越しするときは?」

たぬぬ「買い替えてました。ふみみ先生に聞けばわかるかもですね」
※ふみみ先生は関西出身で東京の有名国立女子大出身です。エリートですw

たぬぬ「昔は電気製品の後ろに使える周波数が書いてたりしてたんですが、今はあるのかなぁ・・・」

生徒「(ヤバい雑談タイム突入する)だから打点数が違うんですね」

たぬぬ「あ、はい、そうなんですよ。関東では50打点、関西では60打点になります」

生徒「関西は・・・損だ」

たぬぬ「1打点は0.166…秒になりますからね。そういう時は分数で1/60秒と表すといいでしょう」

たぬぬ「それに6打点ずつ数えれば結局は0.1秒になりますからね。計算の練習にはもってこいです」

生徒「(それは先生側の都合だ…)」

たぬぬ「発電機導入当初の違いが今でも残っている、放置されていると言ってもいいかもしれません。ただ技術の発展により、みんなの生活にはほぼ影響はなくなってます」

生徒「ちなみに、どこが境になってるの?」

たぬぬ「大まかに言って『静岡県の富士川』ですね」

生徒「その近所の人は昔大変だったんだね」

たぬぬ「そうかもしれませんね。じゃあ、授業を続けます」

生徒「はぁい」

★今日のまとめ
・関西と関東では家庭用電源の周波数が違う
・理由は導入した発電機の違い
・今は生活する上で不便はあまりない
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