無料で観光のできる世界遺産「宇治上神社」に行ってきました

塾がお盆休みとなり、「よし、観光に行こう」となり、選んだ地は京都府宇治市。

有名どころは何といっても10円玉にも描かれている「平等院」。

また、お茶の産地としても有名です。

宇治上神社とは

「うじがみじんじゃ」と読みます。1994年に日本で5番目に世界遺産として登録された「古都京都の文化財」として、京都府京都市と宇治市、滋賀県の大津市に点在する17件の寺社仏閣の一つです。

祭神は「菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)」「応神天皇」「仁徳天皇」の3柱。

じく世界遺産の「平等院」の鎮守社となり、その本殿や拝殿は現存する日本最古のものとなっています。

参道


宇治川沿いを歩くと、宇治神社が見えてきます。

他の観光地と違い、参道までの道のり、そして参道にはお店がありません。

逆に言えば、静かな雰囲気を保ちながらお参りする準備を落ち着いてできる環境と言えます。

お土産などを見たい場合は、同じく世界遺産となっている「平等院」の参道や宇治橋通り商店街がおススメです。

拝殿

鳥居を抜けてしばらく歩くと、まず拝殿が見えてきます。

鎌倉時代の初めに建てられたもので、現存する日本最古の拝殿です。

切妻造の母屋(もや)の左右に庇(ひさし)を つけた形であり、屋根が縋破風(すがるはふ)となっていることなど住宅風になっている特色がみられます。

両脇には「清めの砂」が盛られています。神様の依り代となるもので、毎年八朔祭に奉納されています。

桐原水(きりはらのみず)

宇治七名水の一つとなっており、現在は唯一湧きだしている場所です。

手水舎が作られており、飲むことはできませんが中に入るとほのかに涼しく感じます。

清らかな水で手洗いをすると、夏の火照ったからだが涼まる気分です。

冬は……いずれ試してみたいですね。

本殿


桐原の水で清めた後、奥に進むと本殿が現れます。

本殿は平安時代後期のもので、一間社流造(いっけんしゃながれづくり)の内殿三棟を左右一列に並べ、後にそれら共通の覆屋(おおいや)をかけたものです。

屋根が檜皮葺(ひわだぶき)となっており、これは日本古来の手法ですが、日本国外では類を見ません。外国人観光客を案内するときの一つのネタとして使えますね。

なお、本殿は明治43年に解体修理が行われていますが、神社建築としては日本最古の遺構となっています。

アクセス

京阪宇治線「宇治駅」から徒歩10分程度。JR奈良線「宇治駅」からは徒歩15分程度です。

車で行く場合は、平等院近辺の駐車場を利用します。駐車料金の相場が1日700円ですので、平等院を含めてゆっくりと宇治観光ができます。

また、宇治上神社専用の駐車場もありますが後述する通り、決め事を必ず守ってください。

宇治上神社の駐車場

宇治上神社の参拝のみに使える駐車場があります。

もっと言えば、『駐車できるのは境内地にいる間だけ』です。

参拝者のための駐車場であり、宇治観光のための駐車場ではありません。

『参拝したから駐車させておいて』もダメです。

神様の前ですら約束事を守れない人は使う資格の無い駐車場です。

清廉潔白の心で利用しましょう。


このような案内文を掲げなければいけないのは、過去に不届き者でもいたのでしょうか?

関係者の心苦しさが伝わってきます。

かなな先生
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人物イラスト提供:アイキャッチャー様

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