質問投書箱(硬水と軟水の違いってなんですか?)
ふみみ「ヨーロッパでは水道水はあまり飲まないようにしてましたね」
たぬぬ「おなかを壊しました?」
ふみみ「それもあるんですけど、とにかく不味いんですよ」
たぬぬ「不味いというより『苦い』ですね」
ふみみ「フランス人は食事のとき『不味い水の代わりにワインを飲む』なんて言われてますからね」
たぬぬ「まぁ、おいしい不味いはおいといて、日本とヨーロッパの水の違いでよく言われるのは『硬水』か『軟水』かですね」
ふみみ「基準は何ですか?」
たぬぬ「その水にどれだけの『ミネラル』が含まれているかですね」
ふみみ「『ミネラル』というと具体的には何になるんですか?」
たぬぬ「マグネシウムとカルシウムですね」
たぬぬ「このミネラルが1リットル中に120ミリグラムまでのものを『軟水』、120ミリグラム以上含まれているものを『硬水』といいます」
たぬぬ注)これはWHO(世界保健機構)の基準です。
ふみみ「日本の水はどのくらいですか?」
たぬぬ「大体20~80ミリグラムってとこですね」
たぬぬ「ヨーロッパの水は200~400ミリグラムになります」
ふみみ「かなり含まれるんですね。ミネラルたっぷりならいいことなのでは?」
たぬぬ「それがそうでもないんですよ。『軟水』に慣れた日本人はミネラル、特にマグネシウムに弱いんです」
ふみみ「便秘薬にも『酸化マグネシウム』が使われてますよね」
たぬぬ「たぶん、そういうのが影響しているんでしょうね」
ふみみ「旅行先での水道水には気を付けましょう」
たぬぬ「日本国内でもね、ではこのへんで。ありがとうございました」
硬水と軟水の違いは、水分中に含まれるミネラルの量