当塾の簡易キッチンにつけている換気扇が壊れた。
付け替えに必要な道具や手順を写真を交えて解説していきたいとおもいます。
このタイプの換気扇です。自分で交換したので、その記録をここに残そうと思います。
結構簡単でしたよ。
交換前の準備
ある日、たぬぬの携帯電話が鳴った。
一応、私は塾長のはずなんですが、塾内の便利屋と思われている所があります。
別にいいけどね、修理とか交換とか楽しいし…
賃貸なら管理会社に連絡
塾は賃貸なので、まず管理会社に連絡します。
管理会社側で交換してくれることもありますが…
ということで、自分で交換する許可をもらいました。
これが大事なんです。
契約時に取り付けられていたもの(付帯設備)を勝手に交換するのは、場合によっては契約違反になります。
付帯設備の所有権は管理会社もしくは大家さんが持っています。
人の物に勝手に手を出すのはダメですよね。
今回は3000円ほどの物ですし、当面ここで塾をやる予定なので、塾負担で交換します。
「退去後はそのまま使っていいよー」と伝えたので、許可はすぐにもらえました。
※エアコンなど高額商品の場合は、こんなに気楽に交渉はしません(笑)
新しい換気扇の購入
これがないと始まらないですね。
安いものだとホームセンターで3000円ほどです。
通販でも買えますが、緊急時はホームセンターですね。
注意したいのは換気扇には『いくつかサイズ』があることです。
先に取り外した写真を紹介しますが、このように木枠が組まれていることが多いでしょう。
その『木枠』のサイズは『25cm』か『30cm』です。
メンドクサイことに、換気扇本体の外箱に書かれているサイズには2種類あります。
木枠のサイズと羽根経(羽根のサイズ)です。
木枠のサイズが『30cm』なら、羽根経が『25cm』なんです。
正直、ホームセンターで一瞬迷いました。
混乱しないように、どちらのサイズなのかしっかりとメモしておいてください。
交換に必要な道具
基本的にプラスドライバー1本で可能です。
しかし、換気扇は『うちわネジ』というネジを2本使って固定している箇所があることが多いです。
『うちわネジ』は固く止まっていたらペンチで緩めれば大丈夫ですよ。
ドライバーセットの中に、下の画像のようなものがあればラッキーです。
これは、もともと壁にフックを取り付けるときに使うものです。
うちわネジにも使えるので今回これを使いました。
こんな感じで使います。
古い換気扇の取り外し
では本題。問題となっている換気扇がコチラ
紐を引っ張っても無反応。
一応、コンセント側の故障も考えたのですが、他の機器で試したら動いたので、換気扇側の問題と確定しました。
本体カバーを外す
下の部分を引っ張ると簡単に外れてくれます。
普段のお手入れで外すことも多いので問題はないでしょう。
本体固定ネジを外す
本体カバーを外した図がコチラ。結構汚れていますが、まぁ捨てるんで掃除はしません。
換気扇の固定は大体この5カ所です。
上の2本を『固定ネジ』と言います。
前出の『うちわネジ』が使われています。最後に外すようにしましょう。
固い場合は、コレを使います。
コレをこうして…
普通のネジと同じように回してください。無い場合はペンチで緩めましょう。
本体の取り外し
無事ネジをすべて取り外しました。
換気扇を取り付ける際に『木枠』を組み込んでいることが多いのですが、そこに換気扇をはめ込んでいるのです。
このように手を放しても換気扇は落ちてきませんので、少し安心です。
しかし、念のため作業中は本体が落ちないか注意しながらやりましょう。
金属部分で手を切らないように注意してください。
作業用の手袋を用意するのもいいですね。
無事、取り外しが終わりました。外の光がまぶしいです。
暑い中、作業していたので、通風孔から入ってくる風が気持ちいいです。
取り外した換気扇は、地元自治体のルールに則って廃棄します。
鳥さんが、雨宿りでもしてたのでしょうか?置き土産がありました…
換気扇の取り付け
ここからは、新しい換気扇を取り付けていきます。
とりあえず、こんな時しか掃除できないので、壁と通風孔を軽く掃除しときます。
換気扇のはめ込み
キレイだ。作業するために、本体カバーと羽根を外します。
まずは木枠にごそっと放り込みます。上下に注意してください。『うちわネジ』があるほうが上です。
換気扇本体の固定
固定する前に、ネジ穴を確認します。
今回は、もともと取り付けてあったネジ穴がそのまま使えますね。
ネジ穴がズレている場合は、ちょっと動かしてみるか新しいネジ穴をあけてください。
木枠』タイプの物だったら、キリで対応できるはずです。
ネジ固定が完了しました。固定する順番は…
2.左右と下部のネジ(木ネジ)を仮締め。
3.不具合がないか確認したうえで本締め。
完成
固定出来たら、本体カバーと羽根を取り付けます。
スイッチのひもや、特に電源ケーブルを巻き込まないように注意してください。
動作確認をして完了です。
まとめ
今回は、写真を撮りながらだったのですが、30分もかからず終わりました。
むしろ、事前準備に時間がかかったというか…
作業自体はとても簡単なのですが、設置場所が高所になるので、安全第一でお願いします。
人物イラスト提供:アイキャッチャー様
コメント
木枠の大きさを知ることは出来るのでしょうか?
羽根の直径を図るといいですよ。今回の木枠30cmタイプなら羽根の直径は25cmでした。念のため、羽根だけ取り外してホームセンターに持っていったらわかるかと思います。
完全に同じ手順で交換できました。ありがとうございます。