塾のトイレにはウォッシュレット(温水洗浄便座)を付けています。
その一つから水漏れが起こっていました。
水漏れ箇所はどうやら便座本体内部から。
さすがに修理もできないのでとりあえず買い替えまでしのぐ方針にしました。
どのようにするか考えた結果、便座につながっている給水を止める方法を選択しました。
このホースを取り外せば、便座に水が行かないので水漏れは起こらないということです。
さて、すぐに取り外してしまうと大変です。
まずは水の元栓を閉めて水が流れてこないようにします。
これをしておかないと、ホースを外した時に水が噴き出してしまいます。
蛇口でいうハンドルの部分ですね。
タンクの中の水は基本逆流しないはずですが、念のため空にしました。
この状態でタンクのレバーを『大』側にひねって水を流すと、ほぼ空になるはずです。
しかし、タンクにつながっているホース内に水は残っていますので、水受けのトレイを用意しておきましょう。
使い古した捨てるタオルに吸わせてもいいかもしれません。
いよいよホースを外すのですが、古いものだと固いので注意してください。
スパナかプライヤーを使わないと外れないと思います。
外すときは必ず元栓の方に手を添えておいてください。
最悪、配管を痛めてしまいます。
無事、外れました。ホース内の水が少し出てきましたが、水受けがあったおかげで床にはあまり飛び散りませんでした。
では、外した跡に『キャップナット(蓋)』をします。
キャップナットはホームセンターなどで200円くらいで手に入ります。
径(大きさ)が2種類ほどありますのでご注意ください。
キャップナットを締め付けるときは、ホースを取り外すときと同様、床から出ている部分をしっかりと支えて行ってください。
最悪、配管が痛みます(大事なことなので2回目)
今回はパッキンがあるので、シールテープは省略してみました。
元栓を少しひねり水を通して水漏れがないかチェックします。
大丈夫そうであればそのまま開けていきましょう。
さて、ホースは便座側にもつながっているのですが、こちらも取ってしまいます。
スパナかプライヤーで作業してください。邪魔にならないというのであれば別につけたままでいいかもしれませんが、取り外したら掃除がしやすくなりました。
最後に、便座のコントローラーで温水機能を停止します。
おそらくは内部で制御してくれているでしょうが、空だき状態になると危ないですからね。
以上で作業は終了です。
今後は水漏れが起こってないか確認しつつ、新しい便座を買うまで使っていきます。
生徒に設定を変えられないようにスイッチ類にはガードを付けましたがそれはまた別の話なのでここでは省略します。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
コメント
本体の修理予定はありませんか?
残念ながら本体は買い替え予定です。
我が家でもちょうど同じ現象が起きていました。買い替えまでの間、この方法でしのげます。ありがとうございます。