付加疑問文とは
・You are Tom,aren’t you?
→あなたはトムですよね?
例文を見てみると、確かに最初に「You are Tom」と言い切った後に「aren’t you?」を付けています。
『肯定』の後に『確認』をしている形になっていることに注目です。
100%確信は出来ないが、50%の『疑問』でもない、その中間ということです。
否定文の付加疑問文
→あなたはトムではないですよね?
例文を見てみると、最初に「You aren’t Tom」と『否定』した後に、「are you?」と『確認』しています。
トムである確信が20~30%くらいであるイメージですね。
付加疑問文の作り方
メインの文が『肯定』なら付加疑問文は『否定』、メインの文が『否定』なら付加疑問文は『肯定』を使います。
まずは、これを覚えるだけでも良いでしょう。
付加疑問文を日本語で考えると「あなたはトム……ですよね」となり、「ですよね」の部分は『違うの?』という否定のニュアンスになります。
だから「aren’t」が使われています。
逆に、「あなたはトムではない……ですよね」の「ですよね」の部分は『もしかしてトムなの?』という肯定のニュアンスになります。
つまり、ここで使う付加疑問文には「are」が使われているわけです。
付加疑問文の作り方は、メインの文で言い切ったことに対する『否定』と考えてください。
否定の否定は肯定ですよね。
使いどころは確信度合いで決めます。表にするとこんな感じでしょうか?
付加疑問文の答え方
欧米は『個』を重要視する文化です。
だからなのか、「私はトムです」という主張に対して「NO」という否定の言葉を使いたがらないのです。
自分を否定することになると考えるのでしょうか?
日本は『集団』を重要視する文化なので、相手の問いかけに対して答えると考えられます。
このような文化や考え方の違いを理解しておけば、答えやすいですよ。
まとめ
特に答え方でややこしいと思う範囲でしょうが、文化の違いを理解してください。
『付加疑問文の答え方は日本語の逆になる場合がある』と覚えてしまうと、絶対に混乱します。
覚えるなら『答える時、「No」と「not」はセットで使う』と覚えましょう。
人物イラスト提供:アイキャッチャー様
コメント
学校ではこんなこと教えてくれなかった。