質問投書箱WEB版(未来形のwillとbe going toの違いを教えてください)
たぬぬ「今回は、質問投書箱WEB版に寄せられた質問です」
ふみみ「これは私の出番ですね。まず最初に一つだけ」
たぬぬ「何でしょう?」
ふみみ「英語に未来形というものはないんですよ」
たぬぬ「というと?」
ふみみ「正確には『相』といいます。まぁ、便宜上『未来形』ということもあるでしょうが」
たぬぬ「細かい定義があるんですね。では本題。『will』と『be going to』の違いをお願いします」
ふみみ「わかりました。まず結論から言うとこのようになります」
be going to:ほぼ確定している未来。主語の動作。実現可能性は80%以上
たぬぬ「まず数字に目が行きますね」
ふみみ「はい、『will』は、話し手が判断して未来の話をしています。主観や希望なども入っているので、実現可能性が低い場合があります」
たぬぬ「助動詞は『話し手の判断』という意味合いがありますからね」
ふみみ「『be going to』の方は、主語の動作を表していますね」
たぬぬ「be動詞はイコールを表しますからね」
ふみみ「そう、主語になっているものが、『to』以下の状態に『going』していると考えてください」
たぬぬ「目的に向かって、今まさに動いている(行動している)というのがわかります」
ふみみ「だから、確定的な未来の時に使われることが多いですね。対象の動作を表現していますから」
たぬぬ「なるほどね、『助動詞』か『be動詞』かで考えるとわかりやすい」
ふみみ「まぁ、『be going to』は『準助動詞』とか呼ばれているのですが、まずはこの理解でよいでしょう」
たぬぬ「他に使い分けとかありますか?」
ふみみ「そうですね、『will』はその場での思いつきの発言の時に使いますね。確定していない未来と言った感じです」
たぬぬ「なるほど、じゃあ『be going to』は?」
ふみみ「計画を立てた後など、『すでに決定している未来』には必ず使います。また、自分の意思でどうにもならない事象などもですね」
たぬぬ「なるほど、わかりました。どうもありがとうございます」
will:未来を表す助動詞。話し手の判断。実現可能性は大体30%以上。
思い付きの発言や、確定していない未来を表すときによく使われる。
be going to:ほぼ確定している未来。主語の動作。実現可能性は80%以上
確定している未来の時によく使われる。
コメント
解説ありがとうございます。よく分かりました。