「see」と「meet」の違いは何?

中学英語で出てくる”see”と”meet”。どちらも「会う」という意味ですが、どのような違いがあるのでしょうか?

初対面か会ったことがあるか

まず最初に紹介するのは、『初対面』なのかです。

基本的に初対面ならば“meet”、一度でも会ったことがあるなら“see”を使います。

確かに初対面の挨拶は”Nice to meet you.”ですし、その後別れるときの挨拶は”See you again.”ですね。

ですから、次に会う時は”Nice to meet you.”より、”Nice to see you.”のほうがよいでしょう。

“I’m glad to see you again.”も教科書に載っている英文ですね。

会う約束をしていたかどうか

約束をしたうえで「会う」時には、初対面ではなくても“meet”を使います。

街で偶然出会った(見かけた)場合は“see”を使いますが、これはもう少し細かく考えてみましょう。

会って何かやり取りがあったか

例えば、約束をしないで『町で偶然出会った』場合です。

“see”には「見る」という意味もあるので、『見かけた』程度なら”see”でかまいません。

しかし、そこで会話などのやりとりをしたのなら“meet”を使うことが多いです。

例1)I saw Ranko in Tokyo.
訳1)私は東京で蘭子に会った(見かけただけ
例2)I met Ranko in Tokyo.
訳2)私は東京で蘭子に会った(実際に会って会話などをした

例1の場合は「偶然、街で見かけた」イメージになり、例2の場合は、偶然出会ったにしろ、何かしら会話をしたりなどやり取りがあったイメージとなります。

一方的に会いに行くのか

中学英語ではあまりない場面なのですが、“see”には『一方的に会いに行く』イメージがあります。

使う場面としては『医者に診察してもらう』時です。

予約(約束)をしていようが、”see”を使います。

弁護士さんなどに相談するために会う時もそうですね。

まとめ

いくつか紹介しましたが、中学英語レベルなら”see”を「見かけた」と考えればほぼ大丈夫かと思います。

似たような表現は気になったときがチャンス。調べるクセを付けておいたら英語も少しは楽しくなるでしょう。

かなな先生
いつも応援ありがとうございます。
よろしければ、このボタンを押してください。
たぬぬの励みになります。よろしくお願いします。
にほんブログ村 教育ブログ 塾教育へ
にほんブログ村

人物イラスト提供:アイキャッチャー様

関連コンテンツ



スポンサーリンク




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク




%d人のブロガーが「いいね」をつけました。