お知らせ
令和3年4月に中学生教科書の改訂がありました。
こちらの内容は旧教科書(令和3年3月まで)のものとなります。
現行の教科書の内容は以下のリンクから移動してください。
現在、順次作成中です。
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Unit3:Career Day
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和訳・新出語句とともに、単元に出てくる『重要表現』や『学習のポイント』を紹介します。日頃の予習復習やテスト前の確認に使ってください。
特に『重要表現』は教科書に出てくる大事なところなのでテストにとても出しやすいです。
和訳
お願い)和訳は出来る限りすべての単語を訳すようにしていますので、日本語の表現として違和感があったり、回りくどい表現になっている箇所があります。文意を理解して適切な日本語に置き換えてください。
忘れてはいけません:
□正しい方法で手を洗ってください。
□外見をチェックするために鏡を見てください。
□お客様を歓迎するために笑顔であいさつしてください。
私はレストランの仕事について学ぶためにここにいます。
単語・語句
career:職業
forget:忘れる
wash:~を洗う
mirror:鏡
appearance:外見・外観
greet:~にあいさつをする
customer:客
with:(様態)~をともなって、~をもって
smile:笑顔
welcome:~を歓迎する
jobs:仕事
look in:~をのぞいて見る
with a smile:笑顔で
ちょっと豆知識
“l”と”r”がたくさん出てきています。
ざっくりと言って”l”は日本語っぽい「ラリルレロ」で、”r”が英語っぽい「ラリルレロ」です。
“r”の字っぽく舌を動かして、ちょっと英語を気取って「ラリルレロ」を言ってごらんと教えています。
その後、ちゃんとした発音を聞いて発音に寄せていけばそれっぽくなります。
重要表現
今回、覚えたい表現は4個です。教科書の本文に使われている表現なのでテストに出しやすいです。必ず覚えるようにしましょう。
Don’t forget:忘れてはいけません
in the right way:正しい方法で
look in:~をのぞいて見る
with a smile:笑顔で
Don’t forget:忘れてはいけません
動詞から始める命令文の頭に”Don’t”を付けることで、「~してはいけません」と表現できます。
禁止を表す否定の命令文になります。
in the right way:正しい方法で
“right”には、「右」という意味が有名ですが、『正しい』や『権利』などの意味も持っています。
今回は「正しい」という意味で使っていますね。
入試などの長文でよく聞かれるので覚えておきましょう。
look in:~をのぞいて見る
“look”は後ろに前置詞を置いていろいろな意味を持たせることができます。
“look in”を直訳っぽくしてみると「~の中を見る」になり、そこから「のぞいて見る」という意味になります。
その他にも下記のような表現ができます。
テストが終わってからでも覚えてみてはいかがでしょうか?
look for ~:~を探す
look forward to ~:~を楽しみにして待つ
look down:見下ろす
look up:見上げる
look around:あたりを見回す
look like ~:~に似ている
look out:外を見る
look after ~:~の世話をする
look up to ~:~を尊敬する
with a smile:笑顔で
“with”は「一緒に」という意味でよく使われますが、後ろに様子や態度を置くことで、その行為を「ともなって」という表現ができます。
とは言え難しいことを考えずに「一緒に」で考えてから適切な日本語にするのもよいでしょう。
蘭子は笑顔と一緒に「ありがとう」と言った。
「笑顔と一緒」意味は何となく理解できます
しかし、日本語としては何かおかしいですね。
だから次のように表現を変えます。
学習のポイント
Unit3では『不定詞』を学習します。
不定詞には『名詞的用法』『形容詞的用法』『副詞的用法』の3つの用法があります。
今回は副詞的用法が登場します。
副詞とは
『副詞』とは、動詞や他の副詞を修飾するものとされます。
私は速く泳ぐことができる。
この場合、副詞は”fast”になり、意味は「速く」です。
日本語で見てみると、「速く」が説明しているのは「泳ぐ」という動詞ですね。
これが副詞の役割になり、不定詞の副詞的用法は、文章中の動詞を説明する役割を持ちます。
なお、副詞はたいてい文章の後ろの方に置かれます。
※頻度を表す副詞(sometimes,always)は、一般動詞の前もしくはbe動詞の後ろ
不定詞の副詞的用法
「~するために」と動作の目的を表すことができます。
不定詞は「to + 動詞の原形」の形で表現することができます。
同じ文の中に動詞は2つ使えないとこれまで習ってきましたが、不定詞内の動詞は数えません。不定詞は不定詞なのです。
私は釣りに行くために早く起きた。
早起きした目的が「釣りに行くこと」となり、「釣りに行く」を不定詞で表しています。
英語は言いたいことを先に言う性質があります。
この例文では「私は早起きした」ことを言いたいので、まず”I got up early”が来ます。
そして、その目的を不定詞として後ろから修飾させています。
不定詞学習のポイント
不定詞で点数を取るポイントをいくつか紹介します。
不定詞内の動詞は必ず原形
不定詞の形は「to + 動詞の原形」です。
これは主語が三人称単数であっても、過去や未来の文であっても変わりません。
I usually go to the library to study.
–私はたいてい勉強をするために図書館に行く。
He usually goes to the library to study.
–彼はたいてい勉強をするために図書館に行く。
I usually go to the library to study.
–私はたいてい勉強をするために図書館に行く。
I went to the library to study.
–私は勉強をするために図書館に行った。
I’m going to go to the library to study.
–私は勉強をするために図書館に行くつもりです。
英訳や並べ替えのコツ
英語は大事なことを先に言います。
「私は勉強をするために図書館に行った」という内容なら、大事なことは「私は図書館に行った」です。
だから最初に”I went to the library”を置きます。
英訳するときは、日本語で「主語と述語」を探してください。
たいていの場合、「述語」をメインの動詞にすれば大丈夫です。
考え方:主語は「私」、述語は「行った」なので、”I went ~”。買うためには店に行った目的なので「不定詞」で表現するから”to buy”。
解答:I went to the store to buy this pen.
このようにして、二つある動詞っぽい表現を見分けてゆきましょう。
人物イラスト提供:アイキャッチャー様