Lesson 4:Uluru
Lesson 4:GET Part1
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Lesson 4:USE Read
Reading for Fun 1
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和訳・新出語句とともに、単元に出てくる『重要表現』や『学習のポイント』を紹介します。日頃の予習復習やテスト前の確認に使ってください。
特に『重要表現』は教科書に出てくる大事なところなのでテストにとても出しやすいです。
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和訳
お願い)和訳は出来る限りすべての単語を訳すようにしていますので、日本語の表現として違和感があったり、回りくどい表現になっている箇所があります。文意を理解して適切な日本語に置き換えてください。
この大きな岩は先住民のアナング族にとってとても特別なものです。
彼らをそれを「ウルル」と呼んでいました。
1873年にイギリスの探検家がそれを見たとき、かれらはそれを「エアーズロック」と名づけました。
これはアナング族を傷つけ、彼らを悲しませました。
現在、たくさんの人々がアナング族の伝統を尊重して、それをウルルと呼んでいます。
単語・語句
giant:巨大な
native:ネイティブ、その土地に生まれた
native people:先住民
British:イギリスの
explorer:探検家
hurt:傷つける
tradition:伝統
Anangu:アナング族
Ayers Rock:エアーズ・ロック
この単元で出てくる重要表現
この単元で出てくる連語や熟語です。
今回、覚えたい表現は1個。
教科書の本文に使われている表現なのでテストに出しやすいです。
必ず覚えるようにしましょう。
special to:…にとって特別な
この単元で新しく学習すること
『動詞+A+B』で『AをB(の状態に)にする』となります。
今回は”call”,”name”,”make”について学習します。
call+A+B
“call+A+B”で『AをBと呼ぶ』という表現ができます。
彼らは私のことをたぬぬと呼びます。
give+A+Bとの違い
“give+A+B”のBは『目的語』、”call+A+B”のBは『補語』という分類になります。
簡単な見分け方はAとBが「イコールの関係」かそうでないかです。
蘭子は私にこのネクタイを与えた(くれた)
“me”≠”this tie”
蘭子は私をプロデューサーと呼ぶ
“me”=”Producer”
“call me taxi”問題
この範囲をやると、必ずと言ってもいいほど紹介されるフレーズが”call me taxi“。
「タクシーを呼んでほしい」と表現したいのでしょうが、直訳すると『私をタクシーと呼んでください』となります。
文法的に考えると、『私をタクシーと呼んでください』で間違いありません。
“taxi”と冠詞を付けずに言っているため「固有名詞」として捉えられかねません。
「A=B」が成り立つ可能性があります。
しかし、”call me a taxi.”と言うとどうでしょうか?
冠詞”a”を付けることでタクシーという車両を思い浮かべます。
すると、「私≠タクシー(車両)」と明確にわかり「私にタクシーを呼んでください」というニュアンスになります。
ただし、日常会話レベルに考えると”call me taxi.”で問題にはならないはずです。
海外経験のある先生や協力してくださっているネイティブの先生も「普通に通じる」とおっしゃってました。
このレベルのやり取りと同じです。意地悪な人でない限り伝わるでしょう。
学校や塾では正しい英語を教えるのが使命ですので文法的な間違いは指摘します。
しかし、正しい英語を学んだうえでなら、こういった例外を学ぶことはとても有意義です。
「これで通じるならいいじゃん」ではなく、「文法としては間違っているけど、これでも通じる」と言えるようになりましょう。
前者は「逃げ」ですが、後者は「学習」です。
name+A+B
“name+A+B”で『AをBと名付ける』という表現ができます。
私はその犬に蘭子と名前を付けた。
make+(人)+(形容詞):(人)を(形容詞)にする
“make”の後には、Tom(人名)やyou(代名詞)、my sister(名詞)などの名詞や代名詞が来ます。
これらを形容詞の状態にするという意味で使われます。
訳)そのニュースは私を悲しくした(そのニュースで私は悲しくなった)
なお、似たような形で”make+(人)+(物)”がありますが、こちらは『(人)に(物)を作る』という意味になります。
同じ”make+A+B”の形なのにややこしいですね。
見分け方は”A=B”の関係が成り立つなら『~にする』、『A≠B』の形(AとBはイコールではない)なら『~を作る』と訳しましょう。
人物イラスト提供:アイキャッチャー様